長期出張続きが今日で一段落しました。久しぶりの更新になってしまいました。10月8日朝から10日まで日本消化器病週間に出席のために東京へ行き、土曜日に神戸に戻り、プラズマ内視鏡治療機器開発の動物実験を実施し、10日から15日までマニラへ、さらに、16日から18日までソウル、19日の今日は東京へ日帰り出張でした。東京の出張から部屋に戻り、さっそく定例の教室のカンファレンスに参加し、さすがに少し疲れました。
東京の学会場では、シンガポール大学のHo教授と会う機会があり、彼が開発したラマンプローブの日本への展開について話し合うことが出来ました。また、マニラでは12日にセントルークスメディカルセンターグローバルシティーにおいて神戸大学医学研究科とセントルークスメディカルセンターとの連携協定の調印式と先進消化器内視鏡センターの開所式を開催しました。フィリピン国内の日本人商工会議所、日本人会、ジェトロマニラ、日本大使館、フィリピン保健省、フィリピン医療関係者等、100名以上が参加し大盛況でした。現地の新聞にも報道され、大きな反響を得ることが出来、最高のスタートを切ることが出来ました。教室からは、私、森田講師、石田助教NPOの事務局長の村上さん、秘書さん3名の計7名が開所式に参加してきました。開所式後、森田先生と石田先生が講演と、出来たばかりの先進消化器内視鏡センターで、ライブデモンストレーションを行いました。同センターに対して、現地の先生方が大いに期待していることが肌で感じることができました。
また、13日は私と石田先生は、マニラにおける日本の医療のアピールのために、経産省とMedical Excellence Japanが主催したPhillpines Japan Medical Seminarに参加し、私は、”Crusade for Gastrointestinal Caners”と題して、私たちが行っている消化器内視鏡診療と内視鏡機器開発について講演しました。マニラ滞在中に石田先生の来年1月から滞在するコンドミニアムを見回り、ある程度目途を付けることも出来ました。
ソウルでは旧知のCha大学のHahm教授からCha University International Symposium of Gastroenterologyに招待され、”International Gastrointestinal Endoscopy Training Center in Kobe (I GET KOBE)”について講演してきました。
最後、今日は、文部科学省イノベーション創出若手研究人材養成事業「生命医学イノベーション創出人材養成」プログラムの事後評価のヒアリングのために東京へ行って来ました。
以上取りあえず報告いたします。それぞれについてまた後日詳しく紹介したいと思います。