「キャリアは偶然つくられる」という興味ある新聞記事がありました。多くの社会人は「自分は何をやりたいのか」「何ができるのか」をしっかり検討し、実現に向けてプランを立て実行すべきだと信じている。だがビジネス界で成功した人を調べたところ、計画通りのキャリアを進むケースは少数。8割は想定外の出来事がキャリアアップや成長の足がかりになっていた。また、「やりたくない」「興味がない」と目の前の仕事を遠ざけた結果、思わぬ成長のチャンスを逃しているリスクもある。懸命にやっているうちにたどり着くキャリアも貴重だ。とありました。私自身のキャリアを振り返って見ると、本当に偶然がいくつも重なっていました。要領が悪く、際立った能力も無く、ただ、がむしゃらに目の前の仕事に対応してきたように思います。学生や若い先生方には、「自分は何をやりたいのか」、将来を見据えて前を進むように言ってきましたが、もう少し鷹揚構えた方が良いのですかね。
今日は、午後からMEDDECで企業の方と内視鏡画像解析についての基本的な確認をしてきました。内視鏡装置に組み込むことが出来ることを確認できましたので、次に動物実験をスタートしたいと思います。おかげさまで、最近、多くの企業から医療機器開発の案件を提示していただけています。
ツツジが咲いてきました。