日曜日から水曜日までジャカルタに行ってきました。安倍首相肝いりの経産省のプロジェトIndonesia-Japan Collaboration Advanced Endoscopy Training Center設立による内視鏡レーニングのために、私と久津見特命教授、梅垣特務教授、竹中助教、石田助教の5名のスタッフに担当秘書の表田さんと高倉さんの計7名のツアーでした。トレーニングは昨日まで続いていましたが、私は、教授会出席のために水曜日朝に帰国しました。今回は、出発から大失態をしましたが、現地で有意義な意見交換ができました。というのも、神戸空港から羽田経由でジャカルタへ行くことになっていたのですが、神戸空港の朝一番のANA便の時間を全く勘違いで15分遅くインプットされていたため、神戸空港に着くなり、もう搭乗できませんと言われてしまいました。「えっ」と頭が真っ白になってしまいましたが、チェックインスタッフが動いて、次のスカイマーク便を手配して下さり、何とか羽田で合流することが出来ました。出だしに躓きましたが、月曜日にはトレーニングセンターの開所式に経産省の石川審議官、インドネシア保健省のTaher大臣、インドネシア大学医学部長、日本消化器内視鏡学会田尻理事長、インドネシア消化器内視鏡学会Makmun理事長はじめ多くの方々が参列し、盛大に開催されました。私は、神戸での内視鏡レーニングについて講演し「I GET KOBE」を紹介しました。





火曜日からトレーニングがスタートし、我々スタッフが内視鏡診断治療についての講演後、内視鏡センターでの実務的な指導を行いました。インドネシアは人口が2億5千万人と日本の2倍以上いますが、消化器内視鏡学会の会員が500名程度と日本の3万人余りに比べ極端に少なく、本トレーニングセンターにおける指導は重要なことであり、今後5年間継続されます。今年度は、来年1月には再度ジャカルタに来ることになりますし、2月には10名のインドネシア内視鏡医を神戸でトレーニングすることになります。
最近すっかり涼しくなってきました。この連休は関西は秋晴れの行楽日和のようですが、最近海外出張続きで、事務処理が溜まってきているのと、ちょっと疲れ気味ですので、ゆっくりさせていただきます。