これまでにない過密スケジュールを無事済ませ今日帰国しました。24日(日曜日)にシンガポールへ行き、Tan Tock Seng病院、Mount Elizabeth Novena病院、国立シンガポール大学を訪問してきました。Tan Tock Seng病院では、以前、私たちの教室に研修に来ていたTsao先生に会い、来年6月に開催する国際消化器内視鏡ハンズオンセミナーの講師を依頼してきました。Novena病院では、内視鏡センター等、病院内を見学させていただき、また、院内に1年前に三井物産と共同で開設された田中紘一先生のSing-Kobe Liver Transplant Centerを訪問しました。国立シンガポール大学では医学部長で消化器内科教授のYeoh先生とお会いし、今年1月に締結された神戸大学医学部との連携協定のお礼と、今後の共同研究について打ち合わせを行いました。同じく消化器内科のHo教授ともお会いし消化器がん診断のためのラマンプローブと内視鏡ロボットを見学し、意見交換をすることが出来ました。シンガポールでの予定を全て終え26日の深夜便で日本に戻りました。


27日早朝関空に着き、そのまま大学で仕事をこなして夕方の講演会での講演後、神戸空港からの最終便で東京へ向かいました。28日の朝には成田からマニラに行き、マニラでの国際内視鏡センター設立の打ち合わせをしてきました。前回までの基本合意後、今回、具体的な場所の選定がほぼ定まりました。今後は、正式同意に向けての事務的作業を進めることになります。今回はマニラの暑さがましだったと思ったら、帰国後、日本はすっかり涼しくなっていたのに驚きました。そう言えばもう8月も終わりですものね。