6月に入り、大阪赤十字病院から岡部先生が特務准教授として赴任されました。岡部先生は、胆膵内視鏡、特に超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)の日本のリーダーの一人です。これで、教室も、胆膵領域は、久津見特命教授、岡部特務准教授、有坂特命准教授の3トップ体制、中堅として、増田先生(ハーバード大留学中)、塩見先生、竹中先生が続き、消化管領域は、梅垣特務教授、豊永准教授、森田講師の3トップ体制、中堅として、石田先生、田中先生が続くという世界的トップクラスの布陣になりました。さらに、肝臓領域は、矢野講師に、川野先生(ハーバード大留学から帰国)、斎藤先生、消化器化学療法領域は、池田先生、藤島先生と、赴任10年目で消化器全般にわたりほぼ理想的な陣容を整えることが出来ました。
今日は回診日でした。BSLの学生もついて病棟を回るのですが、ついつい学生指導に熱くなってしまいました。今日の学生達は2週目の回診で、先週の回診時にいろいろ質問もし、消化器内科として最も重要な画像診断について、学生もクリニカルクラークシップにおける主治医の一人として、担当患者さんの画像をきっちり見て、分からないことは上の先生達に聞くように指示してきました。毎回言っていることですが、なかなか実行できていないのは困ったものです。明日はレポート提出です。学生達の奮起を期待したいものです。
今日久しぶりにNPO事務局長をしてくれている村上さんと夕食を共ににして、話をしていくうちに新たなイノベーション事業の案が浮かび上がってきました。日頃の会話の中から思わぬ展開が生じるのは楽しいものです。さっそく話を進めたいものです。
とうとう各地で梅雨入りが報じられてきました。皆様身体に気をつけてください。