昨日の日曜日はNPO法人主催の市民公開講座を開催しました。今回は「メタボと消化器病との関係」と題して、ボストン留学から戻ってきた川野先生に「メタボから肝炎・肝臓がんにならないために」、有坂特命准教授に「膵臓と膵炎のはなし」、当教室で大学院を卒業して、今、岩国医療センターで管理栄養士をしている西田真之先生に「消化器病疾患における食事の役割について」の講演をしてもらいました。それぞれが、市民にもわかりやすい講演で、大変好評でした。特に、若手の川野先生と西田先生の成長ぶりは、本当にうれしかったです。一般市民対象の講演はなかなか難しいものですが、りっぱな内容でした。また、今回のもう一つの目玉として、参加していただいた方に、瞬時にストレスや疲労度をチェックする体験をしていただきました。現在、富士通と健康管理システムについて共同研究を進めており、今回、富士通から開発中の機器を展示していただきました。市民の参加は55名でした。毎回、魅力あるものをと工夫しているのですが、これまでの「ピロリ菌無料検査」による参加者数に比べるとちょっと参加者が伸び悩んだようです(第一回は400名を超え、第二回は120名でした)。しかし、今回の展示デモも、ほぼ参加者全員が熱心に体験してくださり、主催者としてもひと安心でした。NPO理事長の三崎先生、事務局長の村上さん、お手伝いいただいた秘書の皆さん、ありがとうございました。
昨日から花粉症が出てきました。くしゃみと鼻水です。やっかいなものです。