昨日は、MIKCS(医療イノベーション神戸連携システム)の第3回定例会がありました。28名の会員が集まり、神戸大学医学部附属病院の検査部の見学と現在動いている産学連携プロジェクトの中間報告がありました。生命医学イノベーション創出人材養成センターのメンバーである工学部と農学部の先生方にも出席をいただきました。検査部の検体搬送システムを見学させていただき、検査部の自動化の現状が理解でき、会員の皆様にも医療現場の現状把握に大変有意義な見学になりました。これを機会に、MIKCSの会員からイノベーションの案件が出ることを期待しています。
 中間報告会では、九州大学の大平先生を中心とした案件が1つは製品化がほぼでき、もう1つは新たなプロジェクトがスタートしていることが報告されました。製品化を見据えたイノベーションシステムが着実に進んでいることが確認され、本当に楽しみです。さらに、先日ニュース報道もありましたが、国は介護・福祉に役立つ先端機器への公的保険の適用範囲拡大を平成15年度から本格的に拡大することを進めるようです。私たちにも新たな展開が広がってきました。益々MIKCSが重要な存在になってきます。