先日、国家戦略会議で、2010年6月に決めた「新成長戦略」の進み具合を評価し、成果は約1割にとどまったと報告しました。多大な予算が向けられ、日本の成長を促すはずのものが、何とも情けない結果です。その中でも、「グローバル人材育成」、「看護師・介護師の試験の見直し」、「医療機器の早期実用化に向けた薬事法の見直し」は、成果が出ていない主な項目として挙げられていました。次のステップとして、どうして進まなかったのかを是非検証してほしいものです。大型プロジェクトはいろんなひとのいろんな思惑が絡み、適正かつ効果的に運営されているのか疑問に感じられます。
そんなことを思う中、今年の私のメインテーマはオープンイノベーションだったことを再確認しました。何とか神戸からイノベーションを起こし、日本の成長に少しでも貢献したいものです。