先週金曜日、私は東京出張中に地震に遭いました。文部科学省の会議出席のために、地下鉄をおり、会場まで歩いている際に、大きな揺れを感じました。多くのひとが外に避難していました。当日、会議を中座して、神戸に帰り、教室の送別会に出席する予定でしたが、新幹線が動いていないと聞かされ、会議を最後まで出席することにしました。その間、携帯やインターネットも繋がらなく、状況が掴めず、会議終了後、地下鉄も止まっており、どうしようもない状況になってしまいました。帰宅難民のひとりとして、都内を歩きながら、東京駅へ向かうことにし、ホテルも見つからず、延々と歩いていました。途中、休憩のためにあるホテルのロビーでテレビを見て、地震の状況を知り、頭が真っ白になってしまいました。
駅で夜を明かして、翌日、JRが復旧するのを待とうと思っていたところ、地下鉄銀座線がまず開通したので、夜10時過ぎに何とか東京駅までたどり着くことが出来、ふと改札口を見ると、新幹線が復旧していました。神戸には深夜2時ごろに何とか戻ることが出来ました。
被害状況を動画で見ると、自然災害に対する人間の非力さに、ただ茫然とするばかりです。東北地方太平洋沖地震の多くの被害者の方々にお悔やみ申し上げます。少しでも自分に出来る支援をしたいと思います。