また2週間ブログ更新が出来ずに、身体を気遣ってくださる連絡をいただいてしまいました。先日の連休中は日本病院学会が神戸で開催され、日頃お世話になっている先生方が会長や事務局をされており、出席させていただきました。特に、メディカルツーリズムについて講演する機会もいただきました。私は大学での取組として、医師サイドを中心とした国際医療交流の話をいたしました。日本の医療は海外との交流においては鎖国状態であり、先端医療開発や生命医学イノベーションにとっても規制が多すぎるのが現状で、せっかくの日本の技術が活かされていません。このような状態は日本の患者さんに不利益を生じることになります。いろいろな議論がありますが、問題点を整理して、開かれた医療を展開していただきたいと考えます。
連休明け12日から昨日まで日本消化器関連学会週間に出席するため横浜へ行ってきました。今回から、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本消化器がん検診学会、日本消化吸収学会に加え、日本消化器外科学会が参加し、計6学会が集結した巨大な学会週間となりました。参加数も2万人を超えるものとなりました。教室からは5つのシンポジウム等の主題演題と4つの一般演題発表がありました。また、日本消化器病学会の評議員会で、現在学会の海外フェローシップシンガポールから神戸に研修に来ているステファン先生のフェローシップ受賞式がありました。
昨日は横浜を午前中で切り上げ、神戸に戻り、大学院生の小林君の結婚式に出席してきました。小林君は神戸薬科大学を卒業し、神戸大学医学部の薬物動態学の平井教授のもとで修士を修了後、今年から消化器内科の大学院に来てくれました。修士の時から吉田准教授の指導で消化器内科で研究を進めています。もう既に、英文論文が一つ出来あがるようで、これからの益々の成長が楽しみです。

これまで日々、事務管理業務が膨大になり、頭の整理に加え、書類の整理が滞って、部屋が書類の山になって、秘書さんたちにも大変迷惑を掛けていましたが、この2週間でがんばって部屋の整理を進め、何とか机の上から書類の山を無くすことが出来ました。