今週は研究費申請「レーザー内視鏡治療機器開発」のために火曜日はとうとう徹夜になってしまいました。申請は何とか締め切り前に済ますことが出来ました。しかし、さすがに、水曜日の午前中は教授室でダウンしていました。今日は、朝から大津へ全国国立大学医学部長会議に代理出席をし、夕方に大学に戻って来ました。今日は、万井先生の最後の勤務日でした。彼女は外科医で、3年前から内視鏡研修のために私たちの教室に来てくれました。外科医の立場から、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の患者さんの術中鎮静管理について、教室内の指針を確立してくれました。ボーイッシュな人柄が皆から慕われており、バイタリティー溢れた彼女が抜けるのは大変寂しい限りです。外科専門医更新のために、外科へ戻ることになりました。ロボット手術で有名な藤田保健衛生大学の外科へ行かれます。消化器内科もESDやNOTES(経管腔的内視鏡手術)など、より外科に近い内視鏡治療へと進んでいます。彼女は、外科と内科の掛け橋になる貴重な人材です。是非、将来、また私たちと一緒に仕事をしてほしいものです。彼女の今後の健闘を祈ります。