すっかり秋らしくなりました。今週で9月も終わりです。更新が遅れました。先々週の木曜日は大学院一期生の鎮西君と秘書の中川さんの送別会がありました。鎮西君は、大学院一期生として、消化器内科も立ち上げで最も大変だった時期に、研究及び診療の整備に尽力してくれました。家庭の事情で埼玉へ異動になりました。彼の仕事に対する真摯な姿勢は、スタッフ、同僚、後輩、コメディカル、患者さんなどから絶大な信頼を受けていました。彼が抜けるのは、教室として大きな痛手です。5年前、昭和大学の工藤教授に講演に呼ばれた際、工藤教授のもとで、大腸内視鏡の研修に行っていた彼が、新横浜駅まで迎えに来てくれたのが、彼との出会いでした。大学院に入って研究することが将来の消化器の真のスペシャリストへのキャリアアップに繋がると話しました。彼が、最後に私に、「大学院に入って良かったです。疾患の病態を考えることが出来るようになって、これから臨床を続ける上にも大きな糧となります。」と言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。今後の彼の活躍を祈ります。秘書の中川さんは約2年間勤務してくれました。いつも笑顔を絶やさずに仕事をしてくれ、部屋の雰囲気を明るくしていただいていました。12月に教室の大学院生小畑君と結婚されます。お幸せに。
18日の土曜日は日本消化器病学会の近畿地方会があり、教育講演「胃がん診療の最前線」をしました。19日は福井で福井大学医学部消化器内科の同門会があり、出席してきました。福井も離れて6年になりますが、多くの仲間が歓迎してくれ、楽しい時間を過ごすことができました。

久しぶりの福井だったので、実家の母に会いに行ってきました。写真は故郷の丸岡城です。報告が盛り沢山になったので、一区切りします。