10日ぶりの更新になってしまいました。この間、すばらしい展開が拡がりました。まず、メディカルツーリズムですが、シンガポールのメディカルツーリズムの企業と会談をすることが出来ました。シンガポールは積極的に中近東やアジア諸国から患者さんを集め、医療を提供しています。彼らとは専門分野が異なり、消化器領域では、私たちが高度医療を提供出来、今後、提携していくことが可能だと考えています。近く、シンガポールへ出かけ、現状を見学すると共に、提携に向けての交渉を進めたいと思います。また、別ルートとして、フィリピンのグループとも面談する機会が得られました。フィリピンでは日本の消化器医療の先進的なことはある程度認識されていますが、アピールが少ないと指摘されました。多くの患者は、アメリカや香港、シンガポールへ行っている現状を知らされました。一度、マニラかセブで神戸フェア的な広報活動をすることを勧められました。確かに、日本は海外へのアピールは苦手な点であり、組織的な広報活動が必要であることが認識されました。両グループとも、ポーアイの先端医療振興財団と神戸大学の私の部屋を訪問していただき、神戸での消化器医療における医療機器開発、高度先進医療について高い評価をしてくれました。近く設立する株式会社消化器健康医療サポートの事業として、国際展開していきたいと思います。
昨日は、九州大学先端医工学診療部の大平先生にご講演に来ていただいていたのですが、朝8時半から午後2時まで外来、引き続き、日程が変更された教授会が夜8時半まであり、せっかくの講演を聴くことが出来ませんでした。昼食も取れずに、部屋に戻ると、夕食を若い先生方と取っているとの置き手紙があり、急遽駆けつけ、医療機器開発について話し合う機会が持てました。極めて有意義な時間を過ごすことが出来、一日の疲れも吹っ飛びました。是非、一緒に仕事を進めて行きたいものです。