先週土曜日に、本邦初の全国規模のESDハンズオンセミナーを開催し、30名の受講者と10名の見学者が集まりました。これまでは、近畿地区において15人程度の規模で行っていましたが、今回は6台の手術台での初の試みで、とまどうことが生じるのではと心配していましたが、滞りなく予定時間内で終了することができました。参加者も十分満足していただいたようです。来年も開催することが決定されました。
日曜日には、午前中はスーパー特区の研究会が開かれ、これまでの進捗状況と今後の展開について話し合いが行われました。いよいよ予算も付き、「消化器内視鏡先端医療開発プロジェクト」の推進にも拍車がかかることが期待されました。その後、午後からは日本消化器病学会近畿支部の市民公開講座を主催しました。肝炎と消化器癌についての講演を行い、160名余りの方が参加して下さいました。インフルエンザ騒ぎで開催が一時危ぶまれましたが、無事終えることが出来ました。秘書さんたちも会場準備、受付、司会などでお手伝いいただき、ありがとうございました。特に、中川さんの名司会振りには感激しました。お疲れ様でした。
ここしばらく、ベトナムの共同研究者の論文の手直しに時間が取られてしまいましたが、今日出来上がり一段落しました。