年明けからずっと気が抜けない毎日が続いています。自分でも、不思議なほど気力が続いています。これも、新年早々にプロジェクトの大きな前進が見られているためでしょう。一つはレーザーです。先週金曜日に「第3回阪神レーザー医療勉強会」があり、大阪大学工学部の粟津先生からすばらしい発表をいただきました。次回は、ついに念願のin vivo動物実験が出来ます。臨床応用への第一関門は突破できたものと確信しました。もう一つは今週月曜日に行われたナビゲーションのデモンストレーションです。現在アメリカのスタンフォード大学に留学している帝京大学の杉本先生にプレゼンをしていただき、神戸大学工学部、先端医療振興財団、我々消化器内科の間で、ディスカッションをしました。これまで、私たちが開発を進めているMR内視鏡の三次元ナビゲーションシステムに、杉本先生の開発しているプログラムが加わることで、大きな展開が期待されます。早速、大学院生をスタンフォード大学に短期派遣することになりました。いずれも、私たち消化器内科と消化器外科、工学部、企業の技術開発者といった異分野の研究者の共同研究です。このような集団でのディスカッションは楽しく、すばらしいアイデアが出てくるものです。さらに、大学院生の石田君の論文が良い評価で追加実験をすることで採択されそうですし、修士の西田君の論文も出来上がり投稿できそうです。基礎研究も成果が続いて出始めました。
今週も週末含め休みはなさそうです。体力が続くまでがんばるしかないですね---。