最近めっきり涼しくなってきました。今週水曜日からはもう10月です。今年残すところ3ヶ月です。年当初に掲げた目標の達成に向けてラストスパートをしないといけません。
私は神戸に赴任してこれまで、がむしゃらに走ってきたと思います。その甲斐があって消化器内科学教室が正式に立ち上がり、当初私と共に教室のスタートに加わってくれた大学院生も来年には最終学年になり、今、論文作成に向けて頑張っています。スタッフも予定以上に充実し、消化管、胆・膵、肝臓、化学療法と診療体制も十分整備されてきたと思っています。学内では大学院改革支援プログラムとグローバルCOEの代表者となり、研究体制の整備もされました。学外では、神戸消化器クラスター研究会を立ち上げ、地域連携の体制が構築され、NPO法人「消化器健康医療研究機構」を発足し、臨床試験もスタートしました。教室員も65名余りに増え、当初5年計画として考えていたスタート期を前倒しで終えられそうです。来年度からは充実成長期として教室運営に当たりたいと考えています。その上での体制作りを現在考慮中です。
先日ふとテレビを見ると、戸田オリンピックボートコースで行われていた全日本レガッタが中継されていました。懐かしい想いで見てみると、オールの形状が大きく変わっていました。大学卒業後、琵琶湖に出向くことも無く、いつから変化したのかもわかりません。私の学生時代にようやく木製のオールからカーボンファイバー製が出始めたころでした。カーボンファイバー製になって軽量化と共に強度が高くなり、より効率的に水面を捉えることが出来るように変化してきたのでしょう。同じコースをインカレで漕いだことを懐かしく思い出しながら観戦していました。