ノロウイルスの猛威は大変です。身近なひとにも感染者を見受けます。健康管理に注意しましょう。と言う私も先週末の出張後体調が今ひとつです。恥ずかしいことですが、先週土曜日の午前中少し時間が空いたので、日頃の運動不足解消と気分転換のために宿泊先のホテルのプールを利用したのです。これまで2ヶ月に1度程度という情けない状況で家族に誘われプールに行っているのですが、泳いでいるといつに無く疲労も少なく泳げるなあと思ったところ、実はプールのサイズが20mでいつもの25mより短かったという笑い話に加え、その後身体を冷やしたのか風邪気味です。日曜日はゆっくりさせていただき、幸い熱も無くちょっと身体がだるいだけですんでいます。
今年の消化器内科10大ニュースの2位「今春消化器内科の新規大学院生が1本化。」と3位「大学院生が総勢11名加わる。」を説明します。今年から糖尿病代謝・消化器・腎臓内科学の春日教授との話し合いにおいて消化器内科を希望する大学院生を当教室に1本化することが決まり、1年生が10名と老年内科から2年生が1名加わることになりました。当教室は社会人枠の大学院生も積極的に受け入れており、現在3名が大学外の病院で常勤医として働きながら、また3名が大学内で医員として臨床業務をしながら大学院に在籍しています。社会人枠の大学院生には臨床主体として働いている間は臨床研究のテーマに従事してもらい、可能であれば一定期間大学で基礎的研究にも携わってもらうことにしています。大学で主に基礎的研究に従事している4名は、吉田助手の指導のもと、消化管粘膜免疫を中心に研究を進め、既に今月大阪であった日本免疫学会に発表し、来年のアメリカ消化器病学会にも演題を提出しています。研究については全くの素人が短期間で見違える成長ぶりです。平日は夜遅くまで、土日も大学に来て研究生活に完全にはまっています。来年度は今年以上の入学が予定されています。