昨日は午後12時15分から会議続きで、全ての会議が終了したのが夜8時ごろでした。さすがに疲れました。ただ、病院運営審議会と教授会で平成19年度医学系研究科改組案が提出され、内科が内科学講座として大講座で一括され、その中で附属病院の臓器別の診療科に沿った教室が形成されることが示されました。医科学専攻においても消化器内科として運営されることが順調に進められていることで、疲れも少しは癒されました。また、内科学講座の中に腫瘍内科を新たに作ることが承認されました。多くの癌患者さまを診療している消化器内科としまして、腫瘍内科との連携は必須ですので、今後の腫瘍内科の動きに注目したいと思います。今回の腫瘍内科新設の動きは、多くの癌患者さまに対する癌医療の向上を目的としており、今回成立された「がん対策基本法」に沿ったものだと考えます。神戸大学医学部附属病院は現在地域がん拠点病院として申請しており、腫瘍内科が新設されることにより、さらに多くの癌患者さまが受診されることになるでしょう。私たち消化器内科も、ますます重責を担うことになり、スタッフの拡充含め診療体制の整備に努めなくてはならないと考えています。