教室の杉本先生が10月1日付で国際医療福祉大学大学院医療福祉研究科の准教授に就任されます。彼がアメリスタンフォード大学留学中に神戸大で3次元画像を用いた手術ナビゲーションについて講演をしていただいたことを機会に、帰国後、外科医にかかわらず、私たちの消化器内科特務助教として来ていただきました。その後特命准教授等を経て、約7年半神戸大学で医療イノベーションにおいて大活躍をしていただきました。当初からAppleのホームページに名前が載るほどの方でしたが、神戸に来ていただいた際に一つだけ彼に注文したことを覚えています。当初海外で開発された無料アプリを使用しての応用でしたので、彼自らの製品を世に出してほしいと申し上げました。その後の彼の活躍は目覚ましく、多くの特許及び製品を世に出してきました。特に3次元造形モデル作製方法、3次元造形作製プログラム、および医用支援ツールの特許は短期間に認められ、これをもとに多くの3次元生体モデルや手術支援システムを上市してきました。彼の新天地での益々の活躍を祈念しています。彼のポジションは成田に出来る新しい医科大学に属しており、彼に最適な環境です。また、今後は神戸大学の非常勤講師、客員准教授も兼ねていただき、私たちの輪が大きく広がることになります。
明日は、大学発新産業創出プログラムの成果および投資検討会のプレゼンのために東京へ行ってきます。東工大の沖野先生と開発しているプラズマ医療機器についてのプロジェクトです。