今日は、近畿内視鏡治療研究会特別企画によるESD Hands on seminarがありました。中国とメキシコからの研修生含め13名が生体ブタを用いたトレーニングに熱心に取り組んでいました。

ランチョンセミナーでは、日頃お世話になっている中繁様から「電気メスの話〜スマートに使いこなしましょう〜」と題する講演をいただきました。高周波電気メスの基本的な理論について説明をいただきました。丁度プラズマ医療機器開発において、止血効果について検討しているところで、大変参考になりました。ESDトレーニングが終了した後、低温大気圧プラズマの止血効果実験を行いました。我々としては初めての動物を用いたin vivo実験でした。皮下組織、胃大網、腸間膜、脾臓を用いて出血後の止血作用を検討しました。最初はガス流量の調整、プラズマ照射方法で戸惑りましたが、最終的には止血効果を確認することが出来ました。約1時間ばかりの実験でしたが、実に有意義な時間でした。やはり、現場での実験は楽しいものです。また、今日は、丁度神戸花火の日で、ポートアイランドからの帰りに少し花火を見ることができました。プラズマ医療機器開発の将来を祈って「玉屋〜」