昨日は、近畿消化器治療研究会主催のESD Hands on Seminarに参加してきました。今回は森田講師が生体ブタでの大腸ESDトレーニングを企画してくれました。世界初の試みです。解剖学的違いにより、ヒトの大腸の部位による内視鏡の操作についてのトレーニングは出来ませんが、ヒトの直腸、S状結腸に対するESDのトレーニングには十分対応出来ると好評でした。また、組織の厚さはかえってヒトより薄く、今回もESD施行中に穿孔したケースも多く、極めて有効なトレーニングモデルであると思いました。国際Hands on Seminarに有用なモデルで、次の機会に使用したいと思います。