先週土曜日は日本消化器内視鏡学会の内視鏡技師の認定試験の試験監督に行ってきました。今年も受験者が1000名を超えていました。内視鏡検査・治療が高度化するに伴い、技師さんの需要が広がってきているようです。
日曜日は、NPO法人消化器健康医療研究機構主催の市民公開講座を開催しました。昨年は先着100名様にピロリ菌の検査をすると公開したものだから、400名を超える参加があり、ピロリ菌検査の受付対応に追われ、いろいろご批判もいただき、大変でした。今年は、登録制として、150名の方にピロリ菌検査をいたしました。講演会には160名を超える参加をいただき、検査では、60%の方が陽性でした。今年2月からピロリ感染胃炎に対して除菌が保険適用になったこともあり、市民の方々の関心が高くなっているようです。私たち医療側も、積極的に対応することが望まれています。
今日は、午前中、5年前に開始したスーパー特区「消化器内視鏡先端医療開発プロジェクト」の最終成果報告会があり、参加してきました。これは、以前の自民党が最後に組んだプロジェクトで、その後、政権交代もあり、国からのサポートは今ひとつでしたが、私たちのプロジェクトでは、5年間で、6つの製品が市場に出すことができ、大きな成果を出すことができました。この成果を基に、医療機器の更なる開発の拠点となるべく頑張っていきたいと思います。