先週の金曜日は、アジアのヘリコバクターピロリ感染と胃がんのシンポジウムを開催し、スペイン、ブラジル、タイ、シンガポール、フィリピン、中国、韓国から約30名に加え、学内の留学生含め50名余りが参加しました。海外からの参加者の動向把握に追われ、準備に戸惑ったところがあり、心配していましたが、盛会に終えることが出来ました。
土曜日は、豊永先生をはじめ近畿内視鏡治療研究会による近畿ESDライブセミナーに、会場の大阪までバスをチャーターして、海外からの先生方が約30名参加しました。私自身は、残念ながら、京都で開催された厚生労働省科学研究費の班会議に出席するため、ライブには同行出来ませんでしたが、海外からの参加者は皆、日本のエキスパートの芸術的なテクニックを見ることが出来、感激していました。昨年に続き、本学5年生のリチャードに英語の同時通訳をお願いし、今回は同時通訳レシーバーも配布したのも好評でした。
今日は、MEDDECで生体ブタを用いた胃のESDと膵管及び胆管への超音波内視鏡下穿刺ドレナージのトレーニングを行いました。いつもお願いしている近畿内視鏡治療研究会から、大阪医大の梅垣先生、大阪成人病センターの上堂先生、まちだ胃腸病院の町田先生、当科の森田先生に加え、アメリカからRoy先生、韓国からShim先生、イギリスから鈴木先生シンガポールからKhor先生、当科の久津見先生、杉本先生に講師を務めていただき、20名がトレーニングを受けました。朝から夕方までの約7時間、熱気溢れるハンズオンセミナーでした。ホテルに戻って懇親会を開き、疲れを癒していただきました。皆、今回の3日間にわたる企画に大満足していただきました。金・土・日と実に充実した3日でした。秘書の高居さん、関谷さんありがとうございました。特に高居さんには、準備をほとんど任せっきりでした。お疲れ様でした。
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大変疲れましたが、皆様に喜んでいただき、疲れも良い気分です。
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