昨日は、第11回神戸消化器クラスター研究会が開催され、大学内外から80名余りが出席しました。本会は、私たちの教室が正式に消化器内科学分野として設立された時に立ち上がり、年2回開催しています。年末の今回は、来年度の人事を詰める意味でも関係病院の指導医の先生方と意見交換をする良い機会です。来年度は新たに兵庫県立淡路病院に1名派遣することが決まりました。淡路病院は来年、新病院となり、救命救急センターも開設され、益々地域基幹病院として重要な研修教育病院と位置づけられます。私たち消化器内科としても貢献していきたいと思います。研究会では、藤田特命教授から、新たな医師主導の臨床研究、逆流性食道炎機能性胃腸症の前向き調査研究を提案していただき、関係病院からの意見を伺いました。来年度にはスタートしたいと考えています。さらに、杉本特命講師から「手術ロボット・ダヴィンチと超音波内視鏡治療を支援する革新的ナビゲーションシステム開発」と題した特別講演をしてもらいました。前日開設式をした神戸医療機器イノベーションセンターにおけるダヴィンチを用いたイノベーション創出が、今後大きく期待されるところです。
今日は和泉特命助教の結婚式に出席してきました。教室の吉田准教授がキューピット役だったようです。和泉先生は大阪大学工学部の福崎教授からお預かりした、質量分析の専門家で、私たちの教室でのメタボローム解析の中心的な人材です。お相手も先端医療振興財団で研究に携わっている方で、とても和やかな式でした。お幸せに!
いよいよ今年残すところ1ヶ月となりました。来年への積み残しが無いようにがんばりたいと思います。