先週金曜日は教室の歓迎会でした。PMDAから久津見先生が消化器先端医療開発部門特命教授で戻ってきました。医療機器開発において、彼のPMDAでの経験が大いに役立つものと期待しています。また、米国エール大学から星先生が特命助教として教室に加わってくれました。6年半の留学で粘膜免疫を専門に研究をしてきています。彼女の参加で、教室の一つの柱である粘膜免疫研究が更に広がることが期待されます。既に彼女の参加により、若い先生方が刺激を受け、新たなプロジェクトが始まろうとしています。嬉しい動きです。
今日は、日本医学雑誌編集者会議が東京であり、Journal of Gastroenterologyの編集委員長をしているため、参加してきました。最近、論文偽造・盗作や二重投稿等、問題が多々生じていることが議論されました。編集委員長の仕事は、大変です。毎週20編ほどの投稿論文に目を通し、Reviewに回すかどうかの判断をしたり、いろんなクレームに対応したりしています。ちょっと出張が立て込むと、投稿論文があっという間に停滞してしまいます。日帰りの新幹線の中でも、インターネットで編集に対応することが多くなりました。今日は、新幹線から、冠雪した富士山がきれいに見ることができました。