今日は、1年生の初期体験臨床実習があり、4名が消化器内科に配属されてきました。朝9時に集合して、概略説明した後、内視鏡室で上部消化管内視鏡検査を見学してもらい、午後から、内視鏡室で大腸内視鏡検査、胆膵内視鏡検査を見学後、病棟での回診についてもらいました。今日は、2件の面談があった以外は1年生の実習につくことが出来、ある程度、臨床現場と消化器内科のことを知ってもらえたと思います。午後の大腸内視鏡検査見学では、自分の外来患者様の検査があり、卒後5年目の先生が盲腸到達に苦労していたので、ついつい手を出してしまいました。久しぶりの大腸内視鏡検査でしたが、恥をかかずに済みました。やはり内視鏡検査は楽しいですね。マネージメントの仕事に追われ、なかなか検査をする機会が取れなくて寂しいですね。
回診は、5年生が6名、6年生が2名、さらに今日は4名の1年生が加わり、賑やかなものになりました。自制しているつもりなのですが、ついつい、学生に厳しくなってしまいました。学生が担当している入院患者様が、数日前から下痢を生じ、今朝から高熱が出て苦しんでいました。学生が患者様の現状把握が出来ていなかったため、それではベッドサイドラーニングで、クリニカルクラークシップ制を取っている意味がないと指導しました。担当医の一員として、毎日、患者様の現状把握に努めてほしいと思います。あ〜、また学生から怖いやつだと言われてしまいそうです。

通勤途中かわいい花を見かけました。