今日は大学院の入学試験でした。消化器内科は、卒後4年から7年目の医師が6名に、工学出身、農学出身、獣医学出身の方が1名ずつ、計9名が受験しました。イノベーションに必要な多様性が一段とアップしてきました。全員合格することを祈っています。
昨日は「コダック破産法申請」という大変ショッキングなニュースが全世界に流れました。写真フイルムで一時代を築いたアメリカを代表する名門企業が破綻したのです。デジタル対応の遅れが大きな原因だと言われています。方や、日本の富士フイルムは、デジタル化や医療への進出など大きな変革を進め成功しています。昨年、富士フイルムメディカルの岸本内視鏡事業本部長にイノベーションの大学院講義をしていただいた際に、会社の大変革について貴重なお話をいただいたことが思い出されます。私たちの教室で多様性が進んでいることは、大きな発展に繋がるものと期待しています。もう一つのニュースは、私たち消化器内科に取って大変心配していました、オリンパスが上場を維持したことです。世界を大きくリードしている数少ない企業のひとつであり、消化器医療が世界をリードしている力強いサポーターです。今後まだまだ波乱があるのかもしれませんが、一安心しました。
今週は来年度の人事がほぼ決まり一段落しました。来年度は3年目の専攻医含め10名が教室に加わってくれます。大学内の臨床・教育・研究体制が一段と厚みをましてくるものと期待しています。