ようやく秋らしく涼しくなってきました。もう9月も残り少なくなり、今年度も半分過ぎることになります。連休のおかげで、夏バテの疲労感も少し解消されました。そこで、今年度後半と来年度に向けて教室運営について少し考えを整理していきたいと思います。
神戸に赴任して6年余り、ゼロからスタートで、これまで、がむしゃらに走ってきたように思います。何とか現在は教室員が80名余りになりました。プロジェクトも膨れ上がり、それぞれが毎日活発に動いています。
1)グローバルCOE「次世代シグナル伝達医学の教育研究国際拠点」
2)スーパー特区「消化器内視鏡先端医療開発プロジェクト」
3)「生命医学イノベーション創出リーダー養成」
4)新学術領域研究「感染・炎症によるゲノム不安定性と発がん機構」
5)アジア研究教育拠点事業「アジアのヘリコバクターピロリ感染と胃がん予防研究教育拠点」
6)ベンチャー「消化器健康医療サポート」
7)NPO法人「消化器健康医療研究機構」
8)神戸国際消化器内視鏡教育センター(I GET KOBE)
それぞれのプロジェクトは順調に進んでおり、合格点が付けられると思います。今年度予定している主な会は、日本消化器内視鏡学会近畿地方会(10月1日)、神戸消化器クラスター研究会(11月26日)、神戸メディカルフェスティバル(平成23年1月27日)、アジア研究教育拠点セミナー(平成23年2月24日)です。多くの会の運営準備で忙しいのに加え、これまでの教室の成長が急速であったためか、細かい点では、少し綻びが生じています。成長を持続させる上にも、今年度後半は、教室運営の細部をチェックするとともに、教室スタッフ全員が、各自明確な目標を立ててグレードアップを図ってほしいと願っています。
幸い、来年度の後期研修医の希望者は増えそうです。これも、これまでの教室の臨床・教育・研究に対する真摯な姿勢の結果であると喜んでいます。