久しく更新が滞ってしまいました。帰国後、12〜15日は日本消化器内視鏡学会出席のための出張があり、なかなか普段の業務に戻れなくて、ブログを更新出来ませんでした。先週金曜日は、今年度の消化器内科学教室の歓迎会と5月末に辞める田中擴扯先生の送別会を併せて開催しました。今年は入れ替わりが多く、今年度新たに医師13名、技術補佐1名、秘書さん1名が加わりました。若い教室ですが、更に若い仲間が加わり、一層活気づいた感がします。
一方、田中先生ですが、私が赴任して初めての大学院生一期生として、消化器内科学教室の立ち上げに苦労を共にしたメンバーです。ラグビー部出身の馬力と持ち前のリーダーシップで、教室を牽引してくれました。当初、私と久津見准教授、吉田助教の3名に、大学院生5名の小さな教室が、今や78名にまでになりました。狭い居室と研究室で遅くまで行動を共にしていた頃を思い出し、思わず目頭が熱くなってしまいました。彼も、挨拶の際に、感極まって泣いていました。彼の挨拶の中で、「自分はこの5年間で大きく成長した」と言ってくれたことが、私としてはありがたく思いました。この日は3次会まで楽しい時間を過ごすことが出来ました。彼は、お父様の病院に帰り、次期院長として重責を担うことになりましたが、彼の人徳と馬力で、きっとすばらしい病院運営で、地域医療に貢献してくれるものと確信しています。彼の新たな門出に万歳!
今日は、田中擴扯先生の奥様が1歳2カ月の息子さんを連れて来室されました。奥様は私が神戸に赴任して最初の秘書さんとして働いてくださったひとです。赴任当時の辛い時期を支えてくれました。本当にありがとうございました。このブログのデザインも彼女が作ってくれたものです。
お二人の転居も豊中で、そう遠くないですから、これからも教室の一員として、我々を支えてくれることを願っています。