振興調整費の経費積算書はやはり大変な作業でした。先週月曜日に、大学事務と打ち合わせをしたところ、事務サイドが手付かずで思わず頭が真っ白になってしまいました。ありがたいことで、7年前に福井医科大学で振興調整費が採択された際に手伝ってくれた福井の研究補助の山川さんが、神戸まで応援に来てくれました。7年前も5日徹夜作業をしてくれました。6月2日が締め切りなのに、1日は文部科学省まで概算要求のヒアリングに出張しないといけなくなり、私の代わりに積算の手配を進めてくれました。おかげで、6月2日の締め切りを何とか乗り切ることが出来ました。徹夜作業も1日だけで済みました。
3日は学生対象の消化器内科の教室説明会でした。11名が参加してくれました。昨年より少なかったようですが、参加してくれた学生と夜遅くまで、話が盛り上がり楽しい時間を過ごすことが出来ました。
4日金曜日は夕方からESD講演会があり、全国から250名が参加してくれました。そして、翌日の5日土曜日は第2回目の全国版のESDハンズオンセミナーを朝8時半から夕方5時まで行いました。北海道から沖縄まで、全国から30名の受講者が熱心に実技トレーニングに参加しました。ESD教育のメッカとして、神戸は認知されてきたと思います。


引き続き6日日曜日は朝からレーザーの動物実験を行い、今回は出力調整も順調に進み、食道のESDもみごとに成功しました。午後からは、NOTES(経管腔的内視鏡手術)の実験と、手術ロボットダビンチを用いた実験を行いました。昨年度末にスーパー特区で購入したダビンチが現在、神戸消化器内視鏡機器開発教育センターに設置されています。


昨日は、概算要求の資料作成に取り組み、また、徹夜になってしまいました。さすがに、この1ヶ月、振興調整費と概算要求に追われ、疲れが溜まってきています。後2週間ほどで両方とも一段落することを願っています。