4月29日から今日までアメリカ出張で、ブログの更新が遅れてしまいました。今年はアメリカ消化器病学会がゴールデンウイーク中にあったため、学会出張に合わせて、研究打ち合わせも兼ねてニューヨークへ行って来ました。ニューヨークは3度目ですが、随分久しぶり(1985年と十数年前ぐらい?)でした。せっかくでしたので、自由と民主主義の象徴である自由の女神を見てきました。残念ながら像の王冠の中には入れませんでしたが(1985年の時には王冠まで登った記憶があります)、アメリカへの移民の新天地の象徴でもあった女神像を見て、任期6年目で守りに入りがちな気持ちを新たにすることが出来ました。
今年のアメリカ消化器病学会はニューオリンズで開催されました。昨年は新型インフルエンザ騒ぎで学会出張を急遽キャンセルし、1985年から続いていた連続参加が途絶えてしまいました。ニューオリンズはこれまで5回ほど行っていますが、2005年にあったハリケーンカトリーナ災害後は初めてです。ミシシッピー川沿いの国際会議場やジャズの名所であるフレンチクオーターもすっかり復興していました。今回は、久津見特命教授の十二指腸乳頭内圧の臨床研究が口演に選ばれた他、教室から9演題が採択されました。
今回は11日という長い出張となり、大学を離れいろいろな拘束から開放され、リフレッシュになりました。といいながらも、明日と13日には大型研究費のヒアリングがあるため、準備のために時間を取られました。帰国早々ですが、これから2つのヒアリングの最終準備に取り掛かります。また、先週末に別の大型研究費のヒアリングや重要な会議があったのですが、代理者をお願いしたり、関係の先生方にはご迷惑をお掛けしてしまいました。