今週火曜日は大学院4年生と食事を共にする機会を設けました。ひとりは3年半で早期修了しましたが、この学年は私が大学院生を受け入れた最初の学年で、言わば一期生です。当時はまだ消化器内科の立ち上げが決定される前で、不安が大きかったにもかかわらず9名が大学院に入学してくれました。実験室も狭く、居住スペースもままならなかったころでした。不十分な環境にもかかわらずがんばって消化器内科の立ち上げに協力してくれました。当時は、彼らと共に話し合う時間が取れていましたが、最近、私自身に時間に余裕がなくなり、彼らとじっくり話し合うことが出来ていませんでした。大学院修了を前にして、これまでの貢献について感謝し、将来のことを話しあいました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、奇遇にも、会に向かう途中に、最初に秘書を務めてくれていた旧姓向山さんにばったり会いました。私ひとり神戸に赴任し、大学内で悪戦苦闘していた時に、いつも笑顔で支えてくれました。今では大学院一期生の田中先生の奥様です。
今朝、体調不良で少し休ませていただきました。朝起きようとしても、起きることができませんでした。概算要求の申請書、保健医療分野における基礎研究事業のヒアリング準備、内科再編、血液内科運営など、ちょっとスケジュールが過密すぎました。昨日から下痢が続き、体調も良くなく、2時間ほど遅れて出勤させていただきました。体調不良で朝遅くなると連絡したものだから、教室の皆さんに心配をかけてしまいました。出勤するなり緊急会議に呼び出され、せっかくならもう少し休んでおいた方が良かったです。
体調不良の時に、間が悪いというか、ある製薬メーカーの面談がありました。このブログにも書いていると思いますが、もう2年近く絶縁している会社です。昨年10月に来た際に、さすがに関係修復をと考え、これまでの経緯を文書として出していただくようにお願いし、もう3ヶ月以上経っていました。というのも、回りまわって私の耳には、事実と異なった認識をしている上に、私が会社におねだりをしていると言われているようです。研究会運営や臨床治験で迷惑を受けたのは私の方なのですが---。そこで、誰が何を言ったと後でいろいろ事実誤認をされたのではいけないので、記録を文書として残すことをお願いしたのです。ところが今日は何の文書の提示を得ることが出来ませんでした。これまでの経過を前のマーケティングマネージャーに確認したとの返事だけでした。3ヶ月以上時間を取って、わずか10分程度の努力しかしてくれていないとしか思えません。日本を代表する一流メーカーなのですが、こんな基本的なことが出来ないとはなさけないです。当該会社の問題点を指摘した手紙を3回、社長様に送っているのですが、一度も返事をいただいていません。また、面談に来ている方は、会社を代表して来ていると思っていたのですが、社内で問題点を整理することもせずいるようです。馬鹿にされているとしか思えません。関係修復をと温情をかけたのが間違いでした。今朝、体調不良に加え精神的にも消耗していましたが、この件でかえって元気が出てきました。馬鹿にされてたまるか!元気をもらったとプラス思考で感謝することにします。