2週間ぶりの更新になってしまいました。先週は京都で開催された日本消化器病週間に出席してきました。これは日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本消化器がん検診学会、日本消化吸収学会が合同で同時期開催するものであり、1万5千人を越す参加者があったようです。教室からはシンポジウム等に8題、一般演題に6題と多くの演題が採択されました。会期中に開かれた会議でお会いした多くの先生からお褒めのお言葉を頂戴し、大変うれしい限りです。特に今回、私が最も感激したのは、日本消化器内視鏡学会で初めて取り上げられたNOTES(経管腔的内視鏡手術)のワークショップ「NOTES関連の新しい内視鏡治療」に、採択された12演題の中で当教室から森田助教と杉本特命講師の2演題が取り上げられたことです。同教室から2演題の発表があったのは当教室だけで、多くの先生から賞賛されました。新しい内視鏡機器や内視鏡診断・治療法の開発にこれまで積極的に取り組んできた成果です。次に嬉しい点は、一般演題でしたが、これまで推進してきた神戸肝疾患治療研究会での多施設共同研究の成果を瀬尾講師が代表して発表したことです。皆様お疲れ様でした。今後益々の活躍を期待しています。ひとつ残念だったことは、京都と近い会場であったために、どうしても大学での仕事から完全に離れることが出来ず、会期中往復を繰り返すことになり、私自身は学会に集中することが出来なかったことです。
今週は昨日と本日で何とか文部科学省論文博士コースでフィリピンから来日しているセレステさんの学位論文作成に取り組み何とかほぼ出来上げることが出来、一安心しています。
今は文部科学省の科学研究費補助金の締め切りが近づいており、申請書作成の最終段階で追われています。今週末までに2つ書き上げないといけません。最近、夜はすっかり涼しくなり、申請書作成にも何とか集中することが出来ているのが救いです。