kobegastoro2008-05-23

先週土曜日から今日まで、アメリカ消化器病学会週間に出張してきました。今年はサンディエゴで開催されました。1984年からこの学会には毎年参加し、これで25年目になります。カリフォルニアの明るい環境に沈んだ気持ちも晴れました。今年は、豊永先生が自ら開発したフラッシュナイフについてクリニカルシンポジウムで講演されました。圧倒する症例数に、スライドと動画で示した内視鏡的粘膜下層剥離術の完璧な手技、さらに流暢な英語での発表に大喝采を浴びました。大学院生の増田、塩見、石田君たちが、それぞれポスター発表で、特に増田君はポスターアワードを獲得しました。私自身は初めてピロリ菌感染のセッションの司会を務めました。今年は、ピロリ菌感染、炎症性腸疾患、機能性胃腸症などの基礎と臨床のセッションに加え、内視鏡関連の臨床のセッションにも参加し、実りある1週間でした。この学会に参加すると、これまで自分自身が歩んできたことが思い起こされ、元気がでます。丁度いいタイミングでした。また新たに気を取り直し頑張ります。