昨日は医員の加藤先生の送別会と消化器内科の忘年会を併せて開催しました。総勢70名が参加してくださいました。今年は4月に正式に消化器内科学教室が誕生した記念すべき年です。私自身今年は合格点90点をつけたいと思います。減点部分は大学院生の論文発表が当初目標より少なかった点(今年の目標5本が2本に留まった)、来年度の後期研修医が4名、大学院が8〜10名と当初予定より若干下回った点、大学内のスペースの拡充が実現できなかった点が挙げられます。しかし、この1年で消化器内科の基盤は当初予定以上に整備されたと思います。これも、教室員それぞれの努力の賜物と本当に感謝しています。加藤先生は、最近の消化器内科の急激な改変に力を発揮していただいた貴重な人材ですが、ご実家の事情で退職されることになりました。先生の指導により若い人材が確実に成長しました。今後とも先日設立した神戸消化器クラスター研究会において連携をさせていただきたいと思います。お疲れ様でした。
今日は大学院講義として、東京大学大学院新領域創成科学研究科の服部教授に“Genome Science”の講演をしていただきました。今まさにヒト腸内細菌ゲノム解析プロジェクトが立ち上がろうとしており、夢のある講演を賜りました。講演には農学部からも参加していただき、講義後の懇親会では、医農連携、食と健康について話が盛り上がりました。