一昨日は光学医療診療部長豊永先生の歓迎会でした。私たち神戸大学消化器内科にとって待望の人材です。大学内の関係者約60名が参加しました。私が豊永先生にお会いし、彼の芸術的な内視鏡技術を実際に目にして、是非神戸大学に来てほしいとお誘いして約1年間、「神戸大学の豊永」が実現し、本当に嬉しい歓迎会でした。皆すっかり盛り上がり、月曜日でしたが、遅くまで楽しい時間を過ごすことができました。
昨日は近畿大学の学生(5年生)が1名見学に来ました。消化器内科希望で、内視鏡室、病棟、研究室を見学しました。午後から、大腸内視鏡が7件に、胆・膵内視鏡治療が4件、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が2件あり、充実した内視鏡検査・治療の教育体制に加え、大学院生の研究環境が良いという評価をいただきました。新臨床研修システム世代に対して、如何に後期研修医や大学院生の勧誘をすれば良いのか、なかなか良いアイデアが出てこないのですが、やはり、日頃の診療、研究に実績を上げ、学生や研修医に対して十分な教育を行い、ホームページで私たちの実績をアピールし、見学者に随時対応するという日頃の地道な努力の積み重ねが大切であるということでしょう。私が神戸に赴任して2年半で、幸いにも消化器内科を選択してくれる後期研修医や初期研修医が増えてきています。
今日から8月です。夏休みシーズンですが、いろいろなプロジェクトのヒアリングなどが続きます。暑さに負けず頑張らなくては---。