昨日は外来を終えてから浜松へ、「薬剤性胃粘膜傷害を巡って」について講演をしてきました。会場で、懐かしい先生に会うことができました。20年ぶりで、京都府立医科大学で大学院を修了した後、一緒に研究をした仲間です。東京医大から、当時大学院生として来られ、学位取得のための研究の指導をさせていただきました。当時消化管ホルモンが華やかな時で、「化学的交感神経切離術の胃粘膜上皮細胞の増殖に及ぼす影響」などの仕事をしていました。途中から私は二度目のアメリカ留学でデトロイトへ出てしまい、最後まで一緒に仕事が出来なかったのですが、仕事を終了させ、学位を取り、その後、地元でお父様の後を継ぎ浜松で開業されていました。年賀状を毎年いただいており、お子さんのことや、最近趣味として釣りを始めたことを聞いていたのですが、講演会後、話が弾み楽しい時間を過ごすことができました。
また、当教室の大学院生の塩見先生のお父様が講演を聞きに来ていただいていました。実家が静岡県だとは聞いていたのですが、浜松で開業されており、初めてお目にかかり、お話をすることが出来ました。講演のスライドには塩見先生の奥さんの(夫婦で大学院に入っていただいています)写真があったのですが、残念ながら息子さんの写真がありませんでした。小さなお子さんがおられる関係で、何かあった場合に対処できるように、出番が重ならないようにしているため、ご両人が同じ写真におさまることが無いのです。講演先で、このような知人と会い楽しい時間が持てることは、本当に嬉しいものです。
朝一番に教室に戻ったところ、原稿の最後通告がメールに入っていました。先週末に、完成できずに残っている原稿を急いで書き上げます。
今日は、京都へ共同研究の打ち合わせに出掛けてきます。