先週は水曜日から青森で開催された日本消化器病学会に出席して来ました。青森はさすがにまだ涼しく桜もまだでしたが、神戸に戻るとツツジハナミズキが咲いていました。日頃じっくり文献を読む時間が取れなくなってきたこともあり、学会でシンポジウムなどに出席することは、新たな知識が収集出来る上に研究のアイデアが頭に浮かんだりして楽しいものです。今回も新たに3つの新しい研究テーマが浮かび上がり、これから大学院生にプランニングをお願いしたいと思っています。土曜日に青森から戻って、日曜日は京都で稲盛財団の研究助成金贈呈式と同財団が設立している盛和スカラーズソサエテイの講演会に出席してきました。私は平成2年度に稲盛財団助成金をいただき、この会員にさせていただいています。思い起こせば、当時2度目のアメリカ留学から戻ってきて、助手になったばかりで研究費に困っていた時代で、私として初めての研究助成金稲盛財団から受けることが出来たのでした。若手に対する研究助成は本当にありがたいもので、今回、助成金贈呈式に参加し、若い研究者が稲盛理事長から目録を受け取っている姿を見て、当時のことが懐かしく思い出されました。
土・日にゆっくり出来ないとさすがに月曜日は辛いです。定例の朝の新患カンファレンスで留守中落ち着いていたことを確認し一安心しました。来週はもう5月です。今年既に1/3が過ぎたと思うと早いものです。今のところ新年度も順調にスタートが切れ、これからギアアップしていきたいと思います。