今日は外来を済ませ、学外の講演会に参加してきました。「ファッションとIT」という講演会です。笑わないで下さい。デザイナー、アパレル業界、コンピュータ工学の人たちという異業界の人たちの会です。神戸ファッションの話を聞いたりして、大変参考になりました。衣類だけがファッションでなく、「衣食住がファッションだ」という話があり、それであれば、衣食住をベースとする健康・医療もファッションだと言えるのではないでしょうか?最終的にはひとの生きざまもファッションとなるのでしょうか?医療というものが少し一般市民からかけ離れたところがあるのかな?患者さまは病院にかかる前はそれぞれが社会生活を過ごしてきていたのであり、病気だからといってこれまでの個々の社会生活を大きく制限することは十分考慮する必要があるのだとあらためて感じさせられました。今はかなり患者さまに対するサービスが実施されてきていると思いますが、今後も更に患者さまの個々の生活の質に応じた対応が必要だと再認識しました。専門バカになっている私の頭のカンフル剤となりました。