来年度からは神戸大学も附属病院の診療科としての消化器内科と医学研究科の教育分野としての消化器内科学分野が一体となり、新たな消化器内科が誕生します。大学院大学として、全人的医療を基礎とし高度先進医療を担う専門医と、消化器疾患の病態を追求するPhysician Scientistとの両面を兼ね備えた医師を育てることが本教室の使命です。多くの優秀な消化器内科医を育て、地域医療、日本の医療、さらに世界の医療に貢献したいと考えています。来年度はスタッフ8名、医員3名、ポスドク1名、大学院生26名(社会人枠12名含む)、専攻医5名、研究生3名、研究助手2名、事務補助3名の計50名でスタートします。また、大学院生が1名北海道大学に国内留学、研究生1名がアメリカ留学の予定です。私が赴任して約2年間の準備期間で十分な素地が出来たと思います。これからは、さらなる飛躍のために、平成20年度の人材募集キャンペーンを展開していきたいと思います。