kobegastoro2006-10-29

昨日は神戸消化器内視鏡機器開発・教育センター(KEDDEC)開設式並びに井口特務教授就任祝賀会を無事開催することが出来ました。先端医療新興財団理事長の井村先生、先端医療新興財団先端医療センター長の田中先生、神戸市助役の鵜崎様、神戸大学副学長の北村先生、日本消化器内視鏡学会近畿支部長の竜田先生、日本消化器内視鏡学会リスクマネージメント委員会委員長の多田先生というそうそうたる先生方からご祝辞と励ましのお言葉を賜りました。約200名の出席をいただき盛大な会になりました。オープニングのプロモーションビデオも好評でしたし、私の開会の挨拶も緊張の中無事役目を果たすことができました。特筆すべきことは、とても素人と思えない当教室の秘書さんの司会でした。おかげでスムーズな会進行が出来ました。また、井口先生の特務教授就任のお祝いに、京都、大阪、遠くは広島、鳥取から多くの先生方に来ていただきました。
思えば昨年2月に、神戸大学で消化器内科を立ち上げる使命を請け、福井からひとりで神戸大学に赴任し、借り物の机と椅子1組しか用意されていない部屋の中で途方に暮れていた時のことを思うと、今、井口特務教授、久津見助教授、吉田助手、森田助手、大学院生11名、秘書及び実験助手4名と自分を含め20名に増え、順調に教室の立ち上げが出来たと思っています。来年度には正式に消化器内科分野が開設され、大学内の消化器内科に従事しているひとたちが加わり、さらに後期研修医5名、大学院生13名(現時点で)が加わってくれます。また、実験台も無い状態から、全て自分自身の研究費で実験室を2部屋整備し、医工連携、産学連携に取り組み、ようやく神戸ポートアイランドに消化器内視鏡の研究開発と教育の拠点を設けることが出来るまでになりました。昨日の会は、私を信じ付いてきてくれたスタッフ一同の慰労会であったと思います。ありがとうございました。