梅雨も明け7月も最終日です。私も神戸に赴任して丁度1年半が経ちます。一人で神戸大学に赴任し、当時はまだ、消化器内科の動向も定まらず、不安定な日々を過ごしていましたが、この1年半で、来春から内科学大講座と共に消化器内科が分野として新設される方向性が定まり、スタッフとして久津見助教授、吉田助手、森田助手が加わり、大学院生も11名が入り、教室として大きく拡がって来ました。臨床においては、森田助手を中心に早期消化管癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術は順調に症例が増えており、先日紹介した消化器内視鏡レーニングセンターも設立する予定がつき、これまで不十分であった胆・膵内視鏡検査・治療も、久津見助教授の指導のもと飛躍的に症例が増えて来ています。研究においては、吉田助手を中心に、感染症、癌、炎症、腸管免疫に対する基礎的検討が進められており、大学院生も順調に成長してきています。また、兵庫医大、先端医療センター、医療機器メーカーなどとの共同研究も展開され、早くも成果が出だしています。
7月も終わり、これから9月ごろまでは、来年度に向けて、大学院生、後期研修医の人材獲得の時期になりました。ホームページやこのブログを見て当教室に興味を持たれたら、是非ご一報下さい。