先週金曜日からアメリカ消化器病週間(DDW2015)に参加のために、ワシントンDCに来ています。1985年から恒例となっています。昨日から基礎研究分野では幹細胞、腸内細菌叢についての演題が主になっており、臨床では炎症性腸疾患が圧倒的に多くなっています。昨日は、午前中は腸内細菌叢のシンポジウムを聞き、ポスターセッションを一通り回りました。教室からは豊永先生が大腸ESDについてのポスター2題を発表しました。その後、上部消化管内視鏡治療のトピックフォーラムで、ESDの長期経過の発表を聞きました。

今日は、午前中幹細胞の特別講演と膵癌のバイオマーカーのシンポジウムに参加しました。せっかくの機会ですので、お昼休みにNational Gallery of Artに行って来ました。今回ワシントンDCは4回目?で、特に、留学中に来た際には一通り観光したように思うのですが、National Gallery of Artは初めて?のように思います。印象派の絵画が特に目を引きました。





午後からは、アメリカ消化器内視鏡学会と日本消化器内視鏡学会共催での国際シンポジウムに参加しました。日本からは、佐久総合病院の小山先生、国立がんセンターの斉藤先生、自治医大の山本先生、阪大の中島先生が、日本の優れた内視鏡診断・治療が紹介され、良いアピールの場になったと思います。
昨日は一時雨が降りましたが、今日も快晴で気温も30℃を超えていました。
今回は、時差ボケもそれほど強くなく、ホテルに戻って宿題として持ってきた助成金の報告書作成も少し進めることが出来ています。
明日は、森田先生のポスターと岩本先生の口演発表があります。