先週は月曜日に学会の会議のために東京日帰り出張、水曜日から日本消化器内視鏡学会出席のために博多へ行って来ました。今回の内視鏡学会では、インターナショナルライブセッションで、今年4月に新しくなった神戸大学医学部附属病院の光学医療診療部から、豊永先生が大腸ESDのライブデモンストレーションを披露しました。本セッションでのライブの中でも、抜きん出た技術と指導力を発揮していただき、大変誇らしい限りです。今回は、シンポジウム等の主題が9題、一般口演3題、ポスター5題と計17題のこれまでの最多の演題発表がありました。神戸大学消化器内科の存在を大きくアピールできた学会でした。
今月は国内外の出張で、19日中12日間も出張が続き、さすがに、疲労がピークに達し、学会最終日の土曜日の出席は取りやめ、金曜日夜に神戸に戻り、週末は厚生科研の報告書作成に取り組ました。おかげで、今日で何とかめどが付きました。また、昨日は、MEDDECでレーザーESDの実験を実施しました。レーザー装置は問題なくほぼ完成ですが、導光ファイバーの先端部に問題が見つかり、再度改良を要することが判明しました。6月には再度実験予定です。2週間後には、国際ESDハンズオンセミナーが迫っており、なかなか気持ちが落ち着きません。
学会期間中、博多港には日本丸が停泊していました。近くで見るのは初めてです。