先週金曜日は、医農連携で、医療サプリの打ち合わせをしました。具体的な案件も農学部から提案され、楽しみなプロジェクトになりそうです。最近、サプリメントの信頼性や評価について問題になっており、本プロジェクトで、しっかりと評価の上で、信頼あるサプリが出来ることを願っています。
昨日は、神戸消化器クラスター研究会が開催され、80名余りが参加してくださいました。まず、クラスターの参加施設で、最近新たなシステムを構築した、3施設:北播磨総合医療センター、明石医療センター、淀川キリスト教病院附属うめきたクリニック、の紹介に始まり、教室の小林先生からメタボローム解析の臨床応用について、久津見特命教授からは製造販売承認と保険収載の講演をしてもらい、最後に神戸大のiPS細胞応用医学分野の青井特命教授から「iPS細胞研究とその応用」の特別講演をいただきました。本研究会は13回になりますが、世話人が新たに加わり、参加施設が増え、これまでで最も充実した会になったと思います。今後、このクラスターを中心に、若手が国内外に思う存分活躍出来るような組織を形成したいと思います。
また、本会でビックサプライズがありました。私が大学卒業後3年間研修した京都第二赤十字病院時代に大変お世話になった加藤先生が参加されていました。六甲アイランドで学会があったようで、本会まで足を延ばしてくださいました。日赤を離れて4〜5年後に一度何かの会でお会いしたように思いますが、25年ぶりの再会です。最近始めたファイスブック(あまり更新等していませんが)で友達として2〜3度交信していましたが、お会いでき感激でした。加藤先生からは、クラスター研究会と教室の運営につきまして、お褒めの言葉をいただきました。当時の厳しい指導のおかげで、私自身の臨床の基礎が構築されたと思います。本当にありがとうございます。
早いもので、今週で11月も終わり、残すは師走の1か月となります。心引き締めて年越しの仕事を残さないようにしなくては。