昨日、大阪千里での「胃癌のリスクファクター研究会」において、私が座長のセッションで、北大の大西先生が「ヘリコバクターピロリCagAと胃発癌」の講演をして下さいました。彼女は今年学位(理学博士)を取得したばかりの北大畠山研の新人ですが、御自身が大学院の4年間をかけて行ったcagAトランスジェニックマウスの胃発癌について、並み居る著名な先生方の発表に勝るとも劣らないすばらしい発表でした。彼女がこのプロジェクトをスタートするころから、ずっと頑張ってきたことを知っていましたので、座長の席で目頭が熱くなるような想いでした。
研究会終了後、私の大学院生と共に懇親の場を持つことができました。若い人達と研究について話し合う楽しい時間を過ごすことができました。今日は大学で溜まった事務書類の整理をしていました。