今日は、第8回神戸消化器内視鏡治療研究会をKEDDEC(神戸消化器内視鏡機器開発・教育センター)で行いました。平成20年度初めてのESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)ハンズオンセミナーです。今回は、今年4月から食道のESDが保険適用となったことを踏まえ、本邦初の食道ESDハンズオンセミナーをブタの切除食道を用いて行いました。初めての食道のESDセミナーであり、切除組織を用いるため、受講者の満足度が十分得られるか不安だったのですが、セミナーが始まり完全に不安は払拭されました。切除の際の感触もヒトの場合と大きな違いは無く、良いトレーニングになりました。ゴールデンウイークの真っただ中の祝日に関わらず、7名の講師、15名の実技者、10名の見学者、20名以上のスタッフ関係者の熱気溢れるハンズオンセミナーでした。特別講演と実技指導をいただきました新潟大学の竹内先生、実技指導をいただきました上堂先生、梅垣先生、町田先生、道田先生、ありがとうございました。また、豊永先生、森田先生をはじめとするスタッフの皆様お疲れさまでした。最後にご協力いただきました関係各社に厚く御礼申し上げます。今後も安全・安心な消化器内視鏡治療普及のために、我々全力を挙げて教育事業を展開して行きたいと思います。