本日の仕事始めも滞り無く一日を終えることが出来ました。今朝は5時起きで、経口腸洗浄液を2リットル飲み、準備を終えてから出勤しました。腸洗浄液2リットル飲むのは大変ですね。これまで指示するばかりで、体験するのは初めてでしたので、患者さんの苦労が実感出来ました。私はまだ若い方?ですので、準備にはそれほど時間がかからずに済みました。さて、午後からいよいよ大腸内視鏡を大学院生の吉田君に施行してもらいました。彼の腕を見込んでのことで、さすがにあまり苦痛無く施行してもらったのですが、ショックでした。小さなポリープが3つ見つかり、内視鏡的粘膜切除術をしてもらいました。しかし、最も危惧された癌は無く、ひと安心といったところでしょうか。家族歴などが無い低リスクであっても、50歳になったら大腸内視鏡を受けることが大腸癌死亡率を低下させることはエビデンスとしてあり、以前から検診を受けないといけないと思っていたのですが、延ばし延ばしになっていました。今回の大腸内視鏡検査を受けるきっかけは、2月に朝日新聞主催で、地元神戸で大腸癌撲滅キャンペーンのパネルディスカッションがあるため、自分自身が検診を受けていないと話に説得力が無いだろうと思ったためです。おかげさまで、大腸内視鏡を受けることが出来、今回の自己体験談を講演の中に加えたいと思います。今週末は締め切りが過ぎた依頼原稿2つ、大型研究費申請書2つのめどをつけたいと思います。