先週金曜日のESDハンズオンセミナーは無事終了しました。受講生の熱気が溢れる手術場は、緊張感が肌に伝わり、お世話する立場の私たちスタッフにとっては、心地よい充実感を味合うことが出来ました。受講された先生方により、安心・安全な内視鏡治療が、日常臨床に普及されることを願っています。
土曜日は東京で過敏性腸症候群の研究会がありました。私が当番世話人で、東大医科学研究所の清野先生に特別講演をお願いし、「腸管免疫の世界:基礎から臨床への展開」との演題で講演をしていただきました。腸管免疫の最先端の話題、特に米を用いた経口ワクチンのすばらしい講演をお聞きすることが出来ました。会終了後、羽田から小松まで移動し、日曜日朝、金沢で開催された日本消化器病学会北陸支部の教育講演会で、「ヘリコバクターピロリ感染と胃癌」を発表してきました。
お天気の良い絶好の3連休でしたが、3日とも会で休むことが出来ませんでした。唯一移動中に紅葉を見ることが出来ましたのが救いでした。