昨日は京都大学の千葉教授に非常勤講師として、大学で「ヘリコバクターピロリ感染の生体反応」という演題名で大学院生対象の講演をしていただきました。消化器内科を中心に50名程度の参加が得られました。ヘリコバクターピロリ感染における研究においては、私は一歩先んじているという自負があったのですが、千葉教授の、ピロリ感染における免疫反応、遺伝子変異に対する精力的な展開に圧倒されました。大学院生にも大きな刺激になりました。講演後、神戸大学出身の千葉教授と歓談する時間が取れ、楽しい時間が過ごせました。
今朝、ふと医学界新聞に目を通していると、臨床研修に関する調査記事が掲載されていました。臨床研修後に専門とする診療科を選んだ理由が挙げられ、第一に学問的に興味がある、第二にやりがいがあるが挙げられていました。引き続き、その科の対象がすき、いい指導医がいた、が挙がっており、自由な時間が多いとか収入がよいなどを凌駕しており、私としては安心しました。ちなみに研修後に専門としたい診療科として、消化器科は内科、外科、小児科に次いで4位でした。私たちも引き続き、魅力ある消化器内科をめざした教室作りに邁進していきたいと考えています。
ホームページには先日開設した神戸消化器内視鏡機器開発・教育センター(KEDDEC)のプロモーションビデオの動画を掲載しています。一度是非見て下さい。